実は私もこんな疑問を持っていました。そして2018年に大きな台風が来た時に我が家は高層マンションのため大きな揺れが起こり、家の中がめちゃくちゃになりました…。
地震負傷者の30%~50%は家具の転倒によるものなんだそうです。(東京消防庁)
私も、もうあんな怖い思いはしたくない!と思い徹底的に家の中を改造しました!
いろんなアイテムを使った中で、おすすめグッズの紹介と実際に我が家でやっている対策を紹介しますね。
- 免震吸盤
- 粘着ジェル
- 100均あかちゃんグッズ
- ヒートン
- 突っ張り棒
- 落下防止テープ
- ストッパー
- ガラス防止フィルム
- アロンアルフファ使い切り
- サンコー滑り止めテープ
地震対策の家具の置き方
冒頭でも説明した通り、地震による負傷の約半数近くは家具の転倒・落下・移動が原因です。部屋に物を置かないことが最大の防御策ですが、なかなか難しいですよね。下敷きにならないような家具の配置をすることが重要です。
レイアウトの確認
まずは家具の配置や選び方について解説です。
胸から上に物を置かない

もしすでに家具がそろっている場合、例えば胸くらいの高さの棚があれば、その上に物を置くのはやめましょう。家具が落下したりすると避難経路をふさいでしまいます。
背の高い家具は奥へ

避難経路を確保するため、入り口には食器棚や本棚などの家具を置かないようにしましょう。中身が飛びだしたり棚が倒れると避難ができなくなります。
耐震性のチェック

自分でまずは耐震性の確認をしておきましょう。賃貸でも気になる項目が多い場合は専門家に耐震診断をお願いしてみましょう。(東京都耐震性チェックリスト)
- 1981年5月31日以前に建てた家
- 増築を2回以上繰り返した
- 増築時に壁や柱の一部を撤去している
- 埋め立て地、低湿地、造成地に建っている
- 鉄筋コンクリートでない
- 一面窓の部屋がある
- 二階建てで一階に壁が少ない
- 建物がL字やT字で凹凸が多い造り
- 大きな吹き抜けがある
- 柱や床に傾きがある
- 壁にひびが入っている
- ベランダやバルコニーが破損している
では、さっそく家具の地震対策を実例付きで紹介します!
リビング 地震対策
リビングは家族で集まる場所のためどうしても物が多くなりがちです。しっかりと対策をしましょう。
テーブルや椅子

我が家はフローリングですがカーペットや畳でも使える滑り止めの商品です。
はさみで切って見えないように机や椅子の裏に使っています。
\全然目立たないからおすすめ/
テレビ

テレビは特に地震で被害が出やすいです。我が家はいろいろ試してみたのですが、免振吸盤をテレビに、滑り止めジェルシールをテレビ台の下に貼ることにしました。
\取り付け簡単でした/
\震度7まで対応で安心/
照明

実はうち、シャンデリアがあるんです笑
我が家は天井にヒートンという先が丸まったネジをつけてシャンデリアのアーム4か所を釣り糸でくくって固定しています。
実は不動産屋を通じて大家さんに確認したところ、天井に地震対策でネジを開けるのは問題ないと言ってくれました!大家さんも家に付加価値をつけると判断してくれたので、一度聞いてみたほうが良いです!
ラック棚

うちはこのイケアラックを使っているので(夫の趣味が載ってるので撮影許可が下りなかった笑)下の方はダイニングテーブルの余りを敷きました。上のほうに載ってるインテリア小物はもうアロンアルファで固定しました笑
ちなみにこれはリビングのドア付近にあったのですが、奥に移動させて避難経路をふさがないように工夫しました。
ベランダに出る窓

これは我が家のリビングの一角なんですが、窓ガラスが割れるとベランダからの避難ができません。なので評判がよさそうだったこの飛散防止フィルターをオーダーして貼りました。
\紫外線もカットしてくれる/
絵画
窓の写真でもわかるように、実はうち絵画があるんです。
この絵画は大家さんが置いていったものなので確認したところ、設置の際に業者が壁に穴をあけてしっかり固定してくれているからまず取れることはないとのことでした。
水槽
我が家にはないのですが、もし水槽があるおうちだったら吸盤と粘着ジェルで固定するのが一番いいかなと思いました。特にジェルは100キロまでのものを支えられると書いてあったので大きめの水槽でも大丈夫だと思います!
\本当取り付け簡単/
\震度7まで対応で安心/
2階リビングの場合
- 階段に収納がある場合は100均のロックを付けよう
- 玄関に行くまでの間に家具を置かないように
リビングが2階にある場合は2階から玄関に行く途中にある戸棚などに特に注意してください。100均でも売っていますが、このような赤ちゃんの安全グッズを必ずつけておきましょう。また、避難経路には家具をなるべく置かないように工夫しましょう。
キッチン
キッチンは食器も多いので大惨事になりやすいです。大型家電も含めて固定しましょう。
食器棚

ツッパリ棒で固定して倒れないようにしました。背が高いとあまりツッパリ棒も目立たなかったです。また、食器棚にガラスがついている場合は飛散防止シートを貼りましょう。
\背が高い家具なら目立たない/
電子レンジ

我が家は電子レンジが少し棚の奥まったところに入っているので、テレビで使用した滑り止めジェルシールのみで固定しました。
\震度7まで対応で安心/
キャスター付き家具

- ストッパー
キャスターは移動させるとき以外は常にロックをする癖をつけましょう。
ロックがついていない場合は透明なストッパーなら目立ちにくいです。
\これがコスパ良かった/
引き出し・戸棚

- 100均のロック
100均で売っているような、赤ちゃんの安全グッズを必ずつけておきましょう。
冷蔵庫

この食器棚と同じもので固定しました。背が高いのでツッパリ棒も目立たなかったです。
\背が高い家具なら目立たない/
寝室 家具 地震
寝ている間に地震が来たら怖いですよね。命を落とさないためにも、配置を含めて見直しましょう。
ベッド
気を付けたいのは、ベッドの周りに本棚などがないかです。倒れたり飛び出したりする可能性のあるものはなるべく近くに置かないようにしましょう。
窓
リビングと同じ、このガラス防止フィルムをオーダーして貼っています。
\紫外線もカットしてくれる/
本棚

- 突っ張り棒
- 落下防止テープ
うち本当に本が多いんですよ…。なので本棚はツッパリ棒、各段のへりにはこの落下防止テープを貼りました。そしてなるべく本の高さにあうように段を作り直しました。
\ありとなしでは全然違う/
\背が高い家具なら目立たない/
収納ボックス

- 100均のコーナーガード
- 粘着ジェル
うちは基本子供の絵本は収納ボックス(カラーボックス)に入れているんです。
電子レンジのときに使った滑り止めジェルシールでボックスを固定して、へりには子供が頭を打っても大丈夫なように100均のコーナーガードを貼っただけにしました。
\震度7まで対応で安心/
クローゼット

- 100均のロック
うちは備え付けのクローゼットなのですが、扉が両開きタイプなのでこの100均の赤ちゃんガードを付けました。
パソコン・モニター・デスクトップ

夫のでデスクトップなので撮影許可が下りなかったのですが笑、パソコンの地震対策は基本的に吸盤とジェルシールでやりました。
\本当取り付け簡単/
\震度7まで対応で安心/
一人暮らしの地震に備えた家具対策
一人暮らしの家は何かあったときに家族が同じ家にいません。家具が密集している場合は、最低限、この3つは気を付けるようにしましょう。
- 冷蔵庫の上に電子レンジを置いている場合はしっかり固定しよう
- ベットから玄関までの間にある家具はしっかりと固定しよう
- 鍋やフライパンは出しっぱなしにせずに毎回しまおう
最後に
以上、すべて我が家で実践している地震対策でした!やはり物が落ちてきた時の怖い記憶がまだ鮮明に残っているので細かいところまで対策をしています。
我が家で使っている地震対策グッズはせいぜい5~6種類です。どれも賃貸で使えて、家のインテリアに響かないものなのでぜひ我が家の例を参考にして家の地震対策をしてみてください!
- 免震吸盤
- 粘着ジェル
- 100均あかちゃんグッズ
- ヒートン
- 突っ張り棒
- 落下防止テープ
- ストッパー
- 窓ガラスシート
- アロンアルフファ使い切り
- サンコー滑り止めテープ